惣菜管理士について
食品の衛生と安全
3級 食品の衛生と安全
食品の安全性を確保するには、食品を通して起こる危害を十分理解する必要がある。
この科目では、食品微生物、油脂の酸化、異物混入などについて解説し、
食品による危害防止の方法として、洗浄、消毒等について学習する。
第1章 はじめに
1.食品の安全性についての考え方
2.本テキストで扱う内容

第2章 食品衛生行政と法規
1.食品の安全を守るための法規
2.食品安全基本法
3.食品衛生法
4.薬事法
5.農薬取締法
6.感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律
7.Codex
8.行政機構

 第3章 食品の汚染物質
1.毒性の意味と生物濃縮
2.農薬
2-1 有機リン系農薬
2-2 有機塩素系農薬
その他
3.飼料添加物と動物用医薬品
4.重金属
4-1 ヒ素
4-2 カドミウム
4-3 水銀
4-4 スズ
5.PCB
6.内分泌攪乱物質(環境ホルモン)
7.ダイオキシン類
8.カビ毒
9.放射性物質
10.食品由来の有害物質
10-1 ヒスタミン
10-2 発ガン性物質

第4章 異物とはなにか
1.異物の種類
1-1 動物性異物
1-2 植物性異物
1-3 鉱物性異物
1-4 異物の危険度
2.異物混入の現状
2-1 統計
2-2 異物の実例
3.異物の混入経路
3-1 原材料
3-2 製造工程
3-3 流通・保管過程
3-4 家庭
4.異物混入の防止対策
4-1 設備・施設
4-2 従業員(服装、教育)
4-3 原材料(受け入れ前の検査)
4-4 包装および保管・流通
4-5 家庭
5.異物試験法
5-1 異物検査法
5-2 異物検査に用いられる主な機器

 第5章 食品の変質
1.食品の腐敗
1-1 腐敗微生物
1-2 食品による腐敗しやすさ
2.油脂の変質と防止
2-1 油脂の化学
脂質の分類
油脂の化学的性質
・トリグリセリド(中性脂肪)
・脂肪酸
・油脂の物理的性質
・油脂の化学的性質
・主要な油脂の理化学的性状
2-2 油脂の変質
自動酸化
熱変質
・無酸素下における熱変質
・酸素下における熱変質
油脂の変質要因
(温度)
(光線)
(放射線)
(金属イオン)
(水分)

 第6章 食品の変質防止
1.洗浄
1-1 洗浄の目的
1-2 汚れの種類
1-3 洗浄作用
溶解作用力
界面活性作用力
化学的作用力
酵素作用力
熱作用力
機械的作用力
1-4 洗浄剤
洗浄剤の種類
工場で使用される洗浄剤
(アルカリ性洗浄剤)
(酸性洗浄剤)
(中性洗浄剤)
界面活性剤
(陰イオン(アニオン)界面活性剤)
(陽イオン(カチオン)界面活性剤)
(両性界面活性剤)
(非イオン界面活性剤)
ビルダー(効力助剤、助剤)
(リン酸塩)
(アルミノケイ酸塩(ゼオライト))
(カルボキシルメチルセルロース(CMC))
(酵素)
洗浄用水
2.殺菌
2-1 熱殺菌
微生物の耐熱性
熱殺菌に対する環境条件
食品に利用される加熱殺菌法
加熱による食品成分の変性
2-2 冷殺菌
薬剤殺菌
(環境殺菌剤)
(微生物制御に用いられる食品添加物)
放射線殺菌
紫外線殺菌
(超)高圧殺菌
マイクロ波殺菌
無菌ろ過
3.食品の洗浄・殺菌
3-1 野菜の洗浄・殺菌
3-2 魚介類の洗浄・殺菌
4.施設・設備の洗浄・殺菌
4-1 床と腰壁
4-2 排水溝
4-3 天井
4-4 採光、照明
4-5 フード及びフィルター
5.機器・器具の洗浄・殺菌
5-1 手指の洗浄消毒
6.油脂の変質防止
6-1 酸素の遮断
6-2 光線
6-3 温度
6-4 酸化防止剤
6-5 加熱時における油脂の変質防止の留意点
7.変質油脂の毒性
7-1 ヒドロパーオキシド
7-2 二次酸化産生物
7-3 食中毒事件例
7-4 即席めん類および油加工菓子の成分規格

 第7章 食中毒
1.食中毒の定義および発生状況
2.微生物による食中毒
3.化学物質による食中毒
3-1 メチルアルコール(メタノール)
3-2 L-グルタミン酸ナトリウム
3-3 指定外甘味料
3-4 化学性食中毒の予防
4.自然毒による食中毒
4-1 植物性自然毒
キノコ中毒
有毒植物
4-2 動物性自然毒
フグ毒
シガテラ毒魚
イシナギ肝中毒
バラムツ・アブラソコムツ
麻痺性貝毒
下痢性貝毒
ヒメエゾボラ中毒
アワビ中毒
その他

 第8章 食品の安全をめぐる新しい問題
1.BSE問題
1-1 BSE問題の経過
1-2 日本における対応
2.遺伝子組換え食品
2-1 遺伝子組換え食品の利点および問題点
3.放射線照射食品
4.有機農産物、無農薬、減農薬等
おわりに
参考文献等
用語解説
索引