伝統を蹈襲した新しい味作りに日々努力
私の仕事はカレーの開発研究です。2〜3人のチームで試作するテーマを決めて「半日かけてカレーを作り風味評価をまとめる」という作業を、多いときには100回以上繰り返して新商品を生み出します。
小スケールで試作したものを製品規格からはずれないように品質管理を行い、大量生産をしていくわけですが、私達の試作には「“おいしさ一番”、“安全・安心”は絶対条件」が求められます。使用原材料の品質確認はもちろんのこと、初めて使う原材料の時には経時変化・経時劣化を調べて配合を考え、取り扱いの留意事項をまとめて工場に伝えます。
このような仕事柄、食に関する総合的な知識を身につけたいと思い、惣菜管理士養成研修の受講を始めました。大学時代は醸造学科で微生物を学んでいたため、特に講座の「食品衛生と微生物」は復習を兼ねて興味深く、「食品添加物」「食品の規格及び表示基準」は仕事に密接しているので真剣でした。
当社では年に1回行う会社独自の「製品表示作成資格試験」で合格、および毎年の更新試験を合格しないと表示に関連した仕事ができません。表示は法律改正も頻繁なためにここまで学習したから良いということがないので、予習・復習を兼ねて表示の講座はとても役立っています。
このソマテックセンターでは研究員が基礎研究、機能素材研究など様々な角度から研究をして時代のニーズに対応する商品開発を行っており、06年には次世代ルウカレーとして業界初のカロリーオフシリーズ「ハウスプライムカレー」を開発しました。ルウの形にこだわり、1皿分ごとの個包装により機能性を有した製品です。
私は入社7年目で責任も少しずつ重くなってきていますが、刺激し合いながら日々学ぶいい環境の職場なので、往復5時間の遠距離通勤時間を有効利用するように努力しています。
惣菜管理士養成研修で学んだ食品の基礎と専門知識を活かしながら、ハウスの伝統の味を蹈襲した新しい味作りで時代と共に歩む開発に邁進したいと思います。